始発のバスで野川から大学構内の清掃作業に時給で通う順子さん(54才)は老母と失業の弟と3人生活の12年目の最近、解雇予告されて心配する姉夫婦も一緒に組合で相談し結局、同じ建物を清掃する新会社に雇用する解決ができました。
郵便局に勤めていた人が困っている。多摩区の人で、「明日私の事務所に一緒に来て相談に乗ってくれませんか?」公務でケガした労災中の不当解雇でした。組合も郵政や人事院へ歩き、郵便局へ抗議のビラも入れました。この2月に郵政が本人に労災補償年金の支給を通知して来ました。
未払い労賃の職人さん(60才)の相談は協力してくれた隣人のKさんが車で東京へ走り、支払わない社長宅を突き止め、最後は、共産党の衆院事務所などの協力で全額支払わせる。しんぶん赤旗も報道してくれました。
昨年9月、川崎市北部のパチンコ店の社長が従業員を集めて、「店を閉鎖する。廃業するから店員は全員解雇する」と連絡を受けて翌日、11人が組合に集まり加入し社長と交渉しました。アルバイトやパートの賃金や解雇手当、有給の買い上げ、若い11人が再出発へ雇用保険も適用させ納得の解決をしました。
組合初体験の青年たちが組合と粘り強く交渉し社長の同意を得たのです。